既定では、LoadView はロード テスト中にスクリプトの実行に最大 15 分を許可します。スクリプトがこの時間枠内に完了しない場合、システムはテスト セッションを失敗としてマークし、エラーを生成してスクリプトの実行を中止します。

ターゲット アプリケーションでの長時間のインタラクションを必要とする複雑なユーザー体験やワークフローをシミュレートする必要がある場合は、スクリプトに直接時間のしきい値を追加することで、スクリプトの実行タイムアウトを最大 50 分まで延長できます。

カスタムスクリプトのタイムアウトを設定する方法

スクリプトの実行時間制限を増やすには、次のコマンドをスクリプトに挿入します。

SendEndScriptTimer(TimeSpan.FromMinutes(25));

この例では、スクリプトの実行タイムアウトを 25 分に設定します。スクリプトが指定した期間より長く実行されると、スクリプトは自動的に中止されます。

スクリプトに複数の SendEndScriptTimer コマンドが含まれている場合、実行中に適用されるのは最後の 1 つだけです。

SendEndScriptTimer 設定は、テストの検証中には適用されません。検証は、デフォルトの 15 分のタイムアウトで実行されます。検証中にスクリプトがこの制限を超えると、タイムアウト エラーが表示されることがあります。このエラーは無視しても問題ありません。スクリプトは、実際のロード テスト中に構成されたタイムアウトで実行されます。