LoadView は、ロード インジェクター サーバーと呼ばれる複数のサーバーを使用して、仮想ユーザーの負荷を分散します。 各ロード インジェクタには一意の IP アドレスがあり、 Payload パラメータで定義された多数の仮想ユーザを実行します。 その結果、同じロード インジェクタによってシミュレートされたすべての仮想ユーザは、その IP アドレスを共有します。 たとえば、ロード インジェクタが N 人の仮想ユーザーをシミュレートするように設定されている場合、N 人のユーザー全員が同じ IP アドレスを共有します。

一意の IP アドレスを持つ仮想ユーザーを生成するには、ロード インジェクター ペイロード テスト パラメーターを 1 仮想ユーザーに設定します。 この構成により、テスト実行用にシミュレートされた各仮想ユーザーが一意の IP アドレスを持つようになります。

欠点

ロード インジェクタのペイロードを 1 人の仮想ユーザに減らすと、テストの実行に必要なロード インジェクタの数と全体的なテスト コストが大幅に増加することに注意してください。

ファイアウォールの背後でテストする

この記事で説明するアプローチは、パブリック インターネットからアクセスできるアプリケーションの負荷テストにのみ適用されることに注意してください。

LoadView を使用してファイアウォールの背後でロード テストを行う場合は、 LoadView パブリック プロキシ オプションを使用する必要があります。 このオプションでは、仮想ユーザーごとに一意の IP アドレスはサポートされません。