ユーザー行動プロファイルは、システムが Web サイトとの実際のユーザー操作をシミュレートする方法を定義します。これらの設定は、スクリプトを作成または編集した後、EveryStep レコーダーの [ ユーザー動作 ] タブで構成できます。

ビヘイビアプリセット

EveryStep レコーダーには、いくつかの定義済みのユーザー動作プロファイルが用意されています。これらのプロファイルは、一般的なユーザー シナリオに一致するように、さまざまな操作速度とパターンをシミュレートします。

  • 標準 – 標準的なユーザー操作をシミュレートし、各アクション (ページへの移動やリンクのクリックなど) の間に 3 秒の遅延を追加します。
  • 高速 – アクションを遅延なく連続して実行し、スクリプトをできるだけ早く完了します。
  • 低速 – アクション間に7秒の遅延を追加して、ターゲットWebサイトでの低速なユーザーエクスペリエンスをシミュレートします。

ユーザー行動のカスタマイズ

動作設定をカスタマイズして、実際のユーザーベースをより正確に表すことができます。次のパラメータを使用できます。

  • ページ読み取り時間 – ページインタラクション間の固定遅延またはランダムな遅延(秒単位)を定義して、読み取りまたは表示時間をシミュレートします。
  • クリック後の遅延 – マウスをクリックするたびに一時停止を導入して、待ち時間をシミュレートします。
  • 入力速度 – 入力速度(文字数/秒)を調整して、さまざまなユーザー入力パターンをシミュレートします。
  • マウス移動速度 – カーソルが要素間を移動する速度を設定して、実際のユーザーの動作を模倣します。

動作設定の確認

スクリプトを保存した後、「 ユーザー動作 」タブで、ターゲット設定からユーザー動作プロファイルをさらに確認または変更できます。